トランスパランスライヴを聴いた!

今日はヴォーカル3人ユニット(一人はVo&Pf)、トランスパランスのライヴを聴きにいった。このグループのリーダー高瀬さんは、自分が行っているポルトガル語教室の同級生なのだ。しかも後から知ったのだが、このユニットのもう一人のVoも自分が前から知っている人だったのだ!さらに、以前やった自分のライヴの時、知らせてないのに来てくれて、どうしたのかなと思ったらその日の自分の共演者と知り合いだった。不思議な縁のある人である。高瀬さんとは今度中村善郎さんのボサノヴァ教室発表会で一緒に演奏する。それも自分のCD発売記念ライヴの日と一緒の日なのだ。不思議な縁のある人である。演奏の曲目は、キュートでアブストラクトなオリジナル曲と、クラシックやスタンダード系の素敵なアレンジである。サティの「グノシェンヌ」は、もともとコーラスとは相性のよさそうな曲。ルネッサンス期のマドリガルを思わせる神秘的な雰囲気が会場をつつむ。このような選曲は色々聴いてみたい。スタンダードの「ChildIsBorn」は、ヴォーカルアレンジでしか味わえないヴォイシングの妙を満喫。他にもオリンピックのシンクロナイズドスイミングを題材にした曲でノーズクリップをして歌う、格闘技用ゴングを使うなど、フィジカルな要素が多いのもこのユニットの特長である。来月は倍音Sとの共演もある。様々なレパートリーが可能なユニットだけに、これからがとても楽しみである。

初代ピアノ屋岡野勇仁 http://www.11piano.com