フランシス・ハイミ。

フランシス・ハイミのリオ・デ・ジャネイロ交響曲(という邦訳でいいのかなぁ。ジョビンにもこの題名の曲があるみたい。)のDVDを友人宅でちらっと見て興味あったので、買って見てみたらこりゃいいや!というぐらいいい曲で、おぉと思いまちた。
クラシック風のフルオケによる交響曲とはいうものの、第1楽章で提示されるだいたい3つぐらいのメロディーが色んな楽章で、アレンジされて出てきてその間に何個か違う曲が挿入されている感じっす。
そのメインのメロディーは、のっけに出てくるシンコペピコピコの部分と、各楽章でしつこく出てくるミュージカル風メロディー、半音階が印象的なバラード風メロディーから成っているんだけど、これが、しつこいせいか超印象的で最近あたまでグルグルまわりまくっている。
オーケストラもエレベありサンバ楽器ひととおりありで面白く、メインとも言えるレイラ・ピニェイロさんやセルジオ・サントスさんら豪華ヴォーカリスト5人の競演も心地いいっす。
このDVDがかなりよかったので、フランシス・ハイミ作品集みたいなCDも聴いてみた。こちらも歌手がとっても豪華。ジョアン・ボスコとか、歌ってる人そのものの音楽になってて面白い。ひととおり聴いてみて、フランシス・ハイミは幻想的でロマンティックな作曲家だなぁと思いまちた。